こんにちは。看護師の安里です。
先日は雪がちらつきましたね。寒い日が続く毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私も訪問に行く際には、体のあちこちにカイロを貼り付けて何とか乗り切っています(^_^*)

訪問看護でご利用者様と関わらせて頂く日々で、体調についてやお身体の相談をさせて頂くのはもちろんですが、日常のたわいもないお話をするのがとても楽しみでもあります。

私は6歳と2歳の子育てをしながら仕事をしているのですが、ご利用者様に子育ての相談や悩みを聞いて頂いたりすることもあります。
ある日、訪問しているご利用者様に子供の話を聞いて頂きました。

ある朝、保育園に行く支度をなかなかしない子供達に、はい着替えてー!ご飯食べてー!歯を磨いてー!と声を荒げて言ってしまっていたら、、、お兄ちゃんから「はいはい、お母さん、少し落ちついて、ねっ。」と言われてしまい、怒るを通り過ぎて笑ってしまったこと、
他にもお兄ちゃんから、初めてババァと呼ばれた日があって悲しくなったんですよ、など本当に些細な話をすると、笑って聞いて下さいました。
そしてご利用様から「今は毎日忙しくて大変だと思うけど、後から振り返るとこの時間がとても大切で、楽しい時間だった、戻りたいと思える日が来るわよ。今を楽しんで。」と言って頂きました。

日々の仕事や生活で、正直大変だなぁと思う事もありますが、人生の大先輩からのお言葉に気持ちが温かくなり、今を大事に過ごそうと思えるようになりました。

訪問看護は、ご利用者様やそのご家族と関係が近い事が醍醐味だと感じます。昨今のコロナ禍では、家族単位での自粛が余儀なくされている状況であり、訪問看護師は自宅に迎え入れられる数少ない他者であり、家族に近い存在になると思います。ご利用者様やご家族から、「いつもありがとう」「来てくれて助けられています」など、身に余る言葉をかけて頂く事がありますが、私自身がご利用者様やご家族の言葉に助けて頂くことの方が多く、自身の幸せや日々を過ごす活力になっており、ありがたく思っています。

これからも何気ない日々を大切に、少しずつでも成長して過ごせるように頑張っていきたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様も体調を崩さないようにお過ごしください。